【入間市】外構工事の基礎知識！ウッドデッキの耐久性と経年変化について | 入間市・所沢市・川越市の外構工事・エクステリアは吉川工業

一般的なウッドデッキの耐用年数

一般的なウッドデッキの耐用年数は、約10～15年とされています。

屋外で使用されるウッドデッキは、雨風や紫外線などによる影響を受けやすいです。さらに、日本は湿度が高いため、木材が腐食しやすい傾向にあります。ウッドデッキの劣化に気づかないまま使用を続けてしまうと、木材を腐食させてしまったり、シロアリを繁殖させてしまったりと、様々な問題を引き起こしてしまう可能性があります。

これらを未然に防ぐために、また安心してウッドデッキを長く使用し続けるために、ご使用中のウッドデッキの状態を正確に把握することが重要です。

天然木の耐久性

天然木には、ソフトウッドとハードウッドと呼ばれるものがあります。ソフトウッドは針葉樹から作られた木材の総称で、柔らかく加工しやすい点が特徴です。しかし、耐久性は低く、こまめなメンテナンスをせずにいると腐食やシロアリが発生する可能性があります。

一方、ハードウッドは熱帯広葉樹から作られた木材の総称で、耐久性が優れています。木自体の密度が高く、硬く重いのが特徴です。また、水分を吸収しにくい性質のため、腐食や虫害のリスクが低いです。

天然木における経年劣化について

先ほども説明したとおり、天然木はソフトウッドとハードウッドの2種類があります。

ソフトウッドは外部からの衝撃に弱く、ささくれや割れが起こりやすいです。また紫外線による変色が起こりやすく、経年劣化がわかりやすい点が特徴です。

ハードウッドは年数が経過すると、木材の表面が明るいブラウンから薄いグレーへと徐々に変化していきます。この色の変化は天然木ならではの風合いが楽しめる現象のため、経年劣化には該当しません。

ただし、どちらの素材も3ヶ月が経過すると色褪せが発生し、1年が経過すると劣化が目立つようになります。

人工木の耐久性

人工木は、樹脂材と木粉などを混ぜ合わせて作られていますので、水分による影響をほとんど受けない点が大きな特徴です。設置場所や普段の手入れの仕方などにより変動しますが、一般的な耐用年数は10年以上といわれています。

なお、天然木特有のささくれなどの心配もなく、汚れた場合は水洗いもできます。そのため、小さなお子さまやペットのいるご家庭でも、安心して利用できるでしょう。

人工木における経年劣化について

天然木と比較すると耐久性が強い人工木ですが、全く劣化しないわけではありません。人工木は水分による影響を受けにくい加工が施されていますが、素材には木粉を使用していますので、日当たりの悪い場所に設置するとカビが発生する可能性があります。カビはウッドデッキの寿命を早める原因となるため、発生防止のために定期的なメンテナンスが必要です。

また、人工木の中にはプラスチックを使用しているものがあります。プラスチックを含む人工木に紫外線が当たったまま放置すると、ひび割れや反り返りなどを引き起こす可能性もあります。

天然木や人工木のウッドデッキの設置をご検討中の方は、外構工事・造園工事を行う吉川工業へご相談ください。ヒアリングから施工まで一貫して行っており、様々なご要望に柔軟に対応いたします。