【川越】外構工事の検討材料に！カーポートの屋根・柱の素材について | 入間市・所沢市・川越市の外構工事・エクステリアは吉川工業

カーポート取付工事の目的とは？

カーポート取付工事の主な目的は、車を雨や雪、強い日差しや汚れなどから守ることです。紫外線をカットする屋根材を使用することで、紫外線による塗装のダメージを軽減できるでしょう。また、汚れることが少ないため洗車回数が減り、車体のコーティング剤や皮膜の劣化も防げます。カーポートがあることで、雨天でも濡れずに乗り降りができるというメリットもあります。

カーポートの屋根材の種類

カーポートの屋根材には、プラスチックやスチールなど軽量な素材が使われます。

・ポリカーボネート板

耐熱性、耐寒性、耐衝撃性に優れているプラスチック素材です。加工がしやすく色のバリエーションが豊富なため、高い人気があります。また、日中であれば光を透過するため、カーポート内の明るさを保てる点も魅力です。ただし、高温多湿に弱く、このような環境下では変色や劣化が進んでしまう場合があります。

近年では、熱線遮断機能が加わった製品も販売されています。熱線遮断ポリカーボネート板で作られたカーポートは、車内の高温化を防げます。

・FRP板

プラスチックとガラスを混ぜ合わせた繊維強化プラスチックで、高温でも収縮しにくく防火性が高いのが特徴です。ポリカーボネート板は日光に長時間当たると「パチパチ」と音が鳴ることがありますが、FRP板はこのような音がすることはほとんどありません。ただし、ポリカーボネート板に比べると料金が高額になる傾向にあります。

・スチール折板

ガルバリウム鋼板というスチール素材を用いて作られており、強度を高めるために屋根の側面が凸凹の波状になっているのが特徴です。耐荷重性に優れているため、積雪の多い地域でよく利用されています。

ただし、光を完全に遮断するためカーポートの下が暗くなってしまう点、錆びやすい点が難点です。

・アルミ板

アルミは軽くて錆びにくく、腐食性にも優れている素材で、耐久性、耐候性の高さに定評があります。また、スタイリッシュなデザインが多く、メンテナンスの手間もほとんどありません。ただし、素材が軽いため他の屋根素材に比べると耐荷重性が劣ります。そのため、豪雪地域や台風が頻繁にくる地域での設置には適さないでしょう。

カーポートの柱の種類

カーポートの柱には、金属が用いられています。

・スチール製

強度が高いスチールは雪や強風にも耐えられるため、カーポートの屋根よりも柱によく使用される素材です。料金もさほど高くない点でも人気があります。ただし、錆に弱いため、沿岸地域で使用する場合は防錆加工などの工夫が必要です。

・アルミ製

スチール製と同じように強度が高く、耐久性に優れています。さらに、軽くて防錆性にも優れているのが特徴です。ただし、スチール製に比べると料金は高い傾向にあります。